icon fsr

文献詳細

雑誌文献

検査と技術42巻12号

2014年11月発行

オピニオン

“検査説明・相談ができる臨床検査技師育成”について

著者: 丸田秀夫12

所属機関: 1社会医療法人財団白十字会佐世保中央病院 2一般社団法人日本臨床衛生検査技師会渉外部門

ページ範囲:P.1334 - P.1335

文献概要

社会的背景

 2007(平成19)年12月28日付の,医政発第1228001号厚生労働省医政局長通知「医師及び医療関係職と事務職員等との間等での役割分担の推進について」のなかで,「良質な医療を継続的に提供していくためには,各医療機関に勤務する医師,看護師等の医療関係職,事務職員等が互いに過重な負担がかからないよう,医師法(昭和23年法律第201号)等の医療関係法令により各職種に認められている業務範囲の中で,各医療機関の実情に応じて,関係職種間で適切に役割分担を図り,業務を行っていくことが重要である」とされた.

 臨床検査技師については,「採血,検査説明については,保健師助産師看護師法(昭和23年法律第203号)および臨床検査技師等に関する法律(昭和33年法律第76号)に基づき,医師などの指示のもとに看護職員および臨床検査技師が行うことができることとされているが,医師や看護職員のみで行っている実態がある」と指摘されている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら