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技術講座 生化学
骨型ALP測定法
著者: 下田綾1 前川真人2
所属機関: 1浜松医科大学医学部附属病院検査部 2浜松医科大学医学部臨床検査医学
ページ範囲:P.1382 - P.1388
文献購入ページに移動●骨型アルカリホスファターゼは,骨粗鬆症の診断に欠かせない検査項目の一つです.
●アガローズゲル電気泳動法ではノイラミニダーゼ処理とプロテアーゼ処理の2つの前処理が必要です.ノイラミニダーゼ処理は肝型ALPと骨型ALPを分離し,プロテアーゼ処理は骨型ALPと一部の小腸型ALPを分離します.
●免疫学的測定としてCLEIA法が多く用いられるようになり,感度・特異度が向上し,短時間で結果を得ることができるようになりました.
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