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文献詳細

雑誌文献

検査と技術42巻13号

2014年12月発行

文献概要

オピニオン

臨地実習について

著者: 遠田栄一1

所属機関: 1三井記念病院検査部

ページ範囲:P.1422 - P.1423

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臨床検査技師教育の現状

 臨床検査技師の養成校を大別すると,承認大学と指定校の2つがあり,それぞれの理念で運営されている.最近では多くの指定校が4年制の承認大学に移行していることに加えて,新設大学も増加傾向にあるため,養成校の中心が指定校から承認大学に移行してきている.1958年に衛生検査技師法が定められ,翌年からスタートした臨床検査技師教育は,医療現場の急速な発展や社会環境の変化に伴い何度か改正され,現在に至っている.一方,次世代を担う臨床検査技師の育成は重要な責務と考え,臨地実習を受け入れている検査室でも,養成校によって臨地実習の期間や内容,学生の基礎知識などに差があるため,その対応に苦慮している施設もあるようだ.以下に長年,実習病院として学生を受け入れてきた経験をもとに,臨地実習に対する私見を述べさせていただく.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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