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技術講座 生理
椎骨動脈の超音波検査
著者: 濱口浩敏1
所属機関: 1北播磨総合医療センター神経内科
ページ範囲:P.217 - P.223
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●椎骨動脈の血管径には左右差があることが多い.
●椎骨動脈を観察する場合は,頸部を傾け過ぎないようにする.
●起始部や横突起入孔部周囲には病変が隠れていることが多いため,詳細に評価することを心掛ける.
●椎骨動脈の血流波形を評価する場合は,左右を比較するように心掛ける.
●椎骨動脈の血管径には左右差があることが多い.
●椎骨動脈を観察する場合は,頸部を傾け過ぎないようにする.
●起始部や横突起入孔部周囲には病変が隠れていることが多いため,詳細に評価することを心掛ける.
●椎骨動脈の血流波形を評価する場合は,左右を比較するように心掛ける.
参考文献
1)日本超音波医学会用語・診断基準委員会:超音波による頸動脈病変の標準的評価法.Jpn J Med Ultrasonics 35:202-209,2008
2)日本脳神経超音波学会・栓子検出と治療学会合同ガイドライン作成委員会:頸部血管超音波検査ガイドライン.Neurosonology 19:49-69,2006
3)Saito K, Kimura K, Nagatsuka K, et al : Vertebral artery occlusion in duplex color-coded ultrasonography. Stroke 35:1068-1072,2004
4)斉藤こずえ:椎骨動脈エコーの基本手順とコツ.松尾汎(監修),濱口浩敏,西上和宏(編):超音波検査テクニックマスター 頭部・頸部・胸部・上肢編.メディカ出版,pp178-183,2012
5)福住典子,濱口浩敏,高坂仁美,他:頭蓋外椎骨動脈解離症例のエコー所見についての検討.Neurosonology 26:92,2013
6)福住典子,濱口浩敏:椎骨動脈解離.松尾汎(監修),濱口浩敏,西上和宏(編):超音波検査テクニックマスター 頭部・頸部・胸部・上肢編.メディカ出版,pp315-320,2012
7)坂口学:頸部回旋と椎骨動脈病変.松尾汎(監修),濱口浩敏,西上和宏(編):超音波検査テクニックマスター 頭部・頸部・胸部・上肢編.メディカ出版,pp290-296,2012
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