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文献詳細

雑誌文献

検査と技術42巻3号

2014年03月発行

文献概要

Laboratory Practice 〈一般〉

「血尿診断ガイドライン2013」の特徴とその活用

著者: 菊池春人1

所属機関: 1慶應義塾大学医学部臨床検査医学

ページ範囲:P.271 - P.275

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はじめに

 ほとんどの読者はNHKテレビの「ためしてガッテン」という番組をご存じのことと思うが,実は,2013年9月11日のこの放送で「血尿診断ガイドライン2013」1)が取り上げられた.ご覧になった方もかなりいらっしゃるのではないだろうか.筆者はディレクターの取材を受けて,この番組の制作に協力していた(テロップに名前は出なかったが…).

 本稿では,テレビ番組で扱われることで,一般の人々にも知られるようになったのではないかと思われる本ガイドラインについて,作成にかかわった一員として,その編集経緯や特徴,活用方法などについて述べる.

参考文献

1)血尿診断ガイドライン編集委員会(編):血尿診断ガイドライン2013.ライフサイエンス出版,2013
2)血尿診断ガイドライン検討委員会(編):血尿診断ガイドライン.血尿診断ガイドライン検討委員会,2006
3)Vivante A, Afek A, Frenkel-Nir Y, et al : Persistent asymptomatic isolated microscopic hematuria in Israeli adolescents and young adults and risk for end-stage renal disease. JAMA 306:729-736,2011

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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