文献詳細
文献概要
技術講座 生化学
ラテックス凝集免疫比濁法を用いたペプシノゲン測定
著者: 飯沼克弘1 坪井五三美1
所属機関: 1株式会社ビー・エム・エル総合研究所試薬部
ページ範囲:P.439 - P.444
文献購入ページに移動●ペプシノゲンは胃粘膜の炎症と萎縮を反映するため,胃粘膜の状態が推定できる.最近の胃癌リスク検診(ABC検診)の導入によってペプシノゲン検査は広く普及している.
●ラテックス凝集免疫比濁法によるペプシノゲン測定は,汎用自動分析装置を用いて短時間に大量の検体処理が可能であることなど,他の測定法に比べて有用性が高い.
●日常の検査時に生じる非特異反応を回避する方法はさまざまであるが,その対応法について日々,情報収集を行っていくことが検査の質を高めるために必須である.
参考文献
掲載誌情報