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文献詳細

雑誌文献

検査と技術42巻5号

2014年05月発行

文献概要

基礎から学ぼう一般検査・5

尿沈渣検査(円柱)

著者: 久代真也1

所属機関: 1独立行政法人地域医療機能推進機構 船橋中央病院検査部

ページ範囲:P.470 - P.477

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はじめに

 円柱の分類法は,Lippmanの分類から「尿沈渣検査法」(1991年)1)で現在の骨格となる分類法に変わり,「尿沈渣検査法2000」(JCCLS GP1-P3:2000年)2)で臨床的意義を加えられ,「尿沈渣検査法2010」(JCCLS GP1-P4:2010年)3)へと変化し,次第に臨床的関連性が明らかにされてきた.

 本稿では,日常検査で分類可能な円柱について,出現機序・形態特徴と鑑別ポイント,臨床的意義および関連性,ピットフォールを解説する.

参考文献

1)日本臨床衛生検査技師会(編):尿沈渣検査法.日本臨床衛生検査技師会,1991
2)日本臨床衛生検査技師会(編):尿沈渣検査法2000.日本臨床衛生検査技師会,2000
3)日本臨床衛生検査技師会(編):尿沈渣検査法2010.日本臨床衛生検査技師会,2011
4)宿谷賢一,田中雅美,下澤達雄:尿沈渣.菅野治重,相原雅典,伊瀬恵子,他(編):顕微鏡検査ハンドブック.医学書院,pp155-160,2012
5)日本腎臓学会(編):CKD診療ガイド2012.日腎会誌 54:1031-1089,2012
6)西国広(編著),藤利夫,古市佳也,佐藤俊,他:尿沈渣検査のすすめ方―「尿沈渣検査法」の標準化に向けて.近代出版,1996

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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