icon fsr

文献詳細

雑誌文献

検査と技術42巻5号

2014年05月発行

文献概要

ワンポイントアドバイス

細菌検査室を安全に管理するには?

著者: 小松方1

所属機関: 1天理医療大学医療学部臨床検査学科

ページ範囲:P.494 - P.495

文献購入ページに移動
はじめに

 臨床細菌検査は他の臨床検査とは異なって,生きた細菌を直接取り扱う作業である.臨床検査技師は検査中に,患者検体中,あるいは培養液中に含まれる細菌の曝露によって自身や同室内のスタッフが感染しないような予防策を講じなければならない.取り扱う微生物の病原性次第では感染症を発病し,生死にかかわる事態に発展するためである.

 本稿では,細菌検査室で実施すべき安全管理について解説する(表1).

参考文献

1)北村敬,小松俊彦:実験室バイオセーフティ指針(WHO第3版).バイオメディカルサイエンス研究会,2004.(http://www.who.int/csr/resources/publications/biosafety/Biosafety3_j.pdf)
1)日本結核病学会予防委員会:医療施設内結核感染対策について.結核 85:477-481,2010

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?