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臨床医からの質問に答える
マカロニサインとは何ですか?
著者: 山本義徳1 久保田義則1
所属機関: 1北播磨総合医療センター中央検査室
ページ範囲:P.696 - P.699
文献購入ページに移動“マカロニサイン”とは,頸動脈エコーでみられる高安動脈炎(Takayasu’s arteritis)に特徴的な所見を示す用語として使われている.総頸動脈壁が全周性に肥厚し,内腔が狭小化した画像で(図1,2),その名前のとおり,サラダに入っているマカロニのような画像から名付けられた.
1991年に,当時,大阪大学医学部第1内科に所属していた前田宏明らが,『Ultrasound in Medicine & Biology』に「Carotid lesions detected by B-mode ultrasonography in Takayasu’s arteritis : “macaroni sign” as an indicator of the disease」1)として初めて報告した.
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