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ページ範囲:P.711 - P.711
文献購入ページに移動 髄液検査は一般検査において最も緊急を有する検査であり,測定方法や健常者の基準値を把握しておくことは重要である.
細胞の算定にはフックス・ローゼンタール(Fuchs-Rosenthal))計算盤を用いるため,全区画の容量は16mm2×0.2mm=3.2μLとなり,サムソン(Samson)染色液による髄液の希釈を考慮すると細胞数はx/3μLとなる.問題1の全区画内の細胞数は30個/3μLであり,1μL中の細胞数は10個となる.以降の問題は,髄液の健常成人の基準値(色調-無色透明,細胞数-5/μL,総蛋白-10~40mg/dL,糖-40~70mg/dL,クロール-血中の1.2倍120~125mEq/L)を覚えていれば解答できる.問題2で正しいのは,髄液の糖(グルコース)は血中より低値であり,髄液糖は血中の2/3(60~80分)ということになる.
細胞の算定にはフックス・ローゼンタール(Fuchs-Rosenthal))計算盤を用いるため,全区画の容量は16mm2×0.2mm=3.2μLとなり,サムソン(Samson)染色液による髄液の希釈を考慮すると細胞数はx/3μLとなる.問題1の全区画内の細胞数は30個/3μLであり,1μL中の細胞数は10個となる.以降の問題は,髄液の健常成人の基準値(色調-無色透明,細胞数-5/μL,総蛋白-10~40mg/dL,糖-40~70mg/dL,クロール-血中の1.2倍120~125mEq/L)を覚えていれば解答できる.問題2で正しいのは,髄液の糖(グルコース)は血中より低値であり,髄液糖は血中の2/3(60~80分)ということになる.
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