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技術講座 病理
具体例から考える乳腺細胞診“鑑別困難”例の要因と対策―“鑑別困難”例を減らす方法として
著者: 堀内広美1
所属機関: 1駿河台日本大学病院臨床検査部病理検査室
ページ範囲:P.842 - P.848
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●細胞所見が類似する良・悪性疾患の鑑別点を十分理解し,詳細に細胞を観察する.
●組織診との照らし合わせを行い,過去の症例を振り返り,経験を積み上げる.
●臨床とコミュニケーションをとり,患者情報を共有し,より精度の高い細胞診を目指す.
●細胞所見が類似する良・悪性疾患の鑑別点を十分理解し,詳細に細胞を観察する.
●組織診との照らし合わせを行い,過去の症例を振り返り,経験を積み上げる.
●臨床とコミュニケーションをとり,患者情報を共有し,より精度の高い細胞診を目指す.
参考文献
1)坂元吾偉,芳賀駿介(監修),秋山太,中村清吾,角田博子(編):悪性と間違えやすい乳腺の良性病変,第1版.篠原出版新社,2004
2)津田祥子,北村隆司,伊達由子,他:乳腺穿刺吸引細胞診における組織像の推定.日臨細胞会誌 49:274-282,2010
3)土屋眞一(監修),北村隆司(編):新版 乳腺細胞診カラーアトラス,第1版.医療科学社,2007
4)土屋眞一(監修),石原明徳(編):乳腺細胞診断の進め方,第1版.武藤化学社,2007
5)森谷卓也,長崎真紀:乳腺─良性.病理と臨 31:275-282,2013
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