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世界初のケーブルレスプローブを用いた超音波診断装置
著者: 斎藤雅博1
所属機関: 1シーメンス・ジャパン株式会社 クリニカルプロダクト事業本部
ページ範囲:P.1094 - P.1097
文献購入ページに移動現在,携帯電話をはじめ身近にあるさまざまな電子機器がワイヤレスに移行しつつある.これによってユーザーは,使用時の操作性の向上を獲得し,さらに収納時の煩雑さからも解放される.医療現場においても,作業環境の効率化・清潔の確保・安全性の観点から,ワイヤレスの使用が多大な恩恵をもたらすことが明らかである.しかし,医療用超音波画像診断装置のプローブは対応が遅れていた.そこで2014年4月,シーメンス社は世界初(2015年6月,自社調べ)のケーブルレス超音波装置の日本での販売を開始した.
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