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技術講座 一般
尿沈渣検査における標本作製方法と顕微鏡の調整について
著者: 脇田満1
所属機関: 1順天堂大学医学部附属順天堂医院臨床検査部
ページ範囲:P.117 - P.121
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●尿検査は非侵襲的に検体を採取でき,多くの情報が得られるため,スクリーニング検査として最適です.
●尿沈渣検査は,尿中の有形成分を顕微鏡で観察して,腎・尿路系疾患の診断および治療効果の判定に用います.
●鏡検時は,顕微鏡を調節して最適な像で観察することが,見落としや見間違いをなくすポイントです.
●尿検査は非侵襲的に検体を採取でき,多くの情報が得られるため,スクリーニング検査として最適です.
●尿沈渣検査は,尿中の有形成分を顕微鏡で観察して,腎・尿路系疾患の診断および治療効果の判定に用います.
●鏡検時は,顕微鏡を調節して最適な像で観察することが,見落としや見間違いをなくすポイントです.
参考文献
1)宿谷賢一,田中雅美,下澤達雄:ISO 15189による尿検査の精度保証.臨病理レビュー 149:56-60,2013
2)日本臨床衛生検査技師会尿沈渣検査法編集委員会:尿沈渣検査法2010.日本臨床衛生検査技師会,2011
3)久野豊,脇田満:第2章 尿沈渣1.尿沈渣検査の基本手技,2.健常者でも出現しやすい成分.伊藤機一,高橋勝幸(監修),菊池春人,矢内充,油野友二(編):カラー図解 一般検査ポケットマニュアル.羊土社,pp58-75,2009
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