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文献詳細

雑誌文献

検査と技術43巻3号

2015年03月発行

文献概要

Q&A 読者質問箱

肺炎球菌・レジオネラ尿中抗原の偽陰性について教えてください.

著者: 佐藤智明1

所属機関: 1東京大学医学部附属病院感染制御部

ページ範囲:P.254 - P.255

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Q 肺炎球菌・レジオネラ尿中抗原の偽陰性について教えてください.

A 肺炎球菌・レジオネラ尿中抗原検査は日本呼吸器学会の「成人院内肺炎診療ガイドライン」1)で,院内肺炎疑い症例における原因病原体の検索において,呼吸器検体(喀痰,気管吸引液など)のグラム(Gram)染色,培養検査や血液培養と並んで“まず実施されるべき検査”に位置付けられる重要な検査で,イムノクロマトグラフィー法(以下,イムノクロマト法)を原理とする抗原検出検査です.近年では,インフルエンザウイルス,ノロウイルス,マイコプラズマなど多くの項目がイムノクロマト法で検査可能となっています.

参考文献

1)日本呼吸器学会「呼吸器感染症に関するガイドライン作成委員会」(編):成人院内肺炎診療ガイドライン.日本呼吸器学会,2008
2)NIID国立感染研究所(http://www.nih.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/530-legionella.html)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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