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肺炎球菌・レジオネラ尿中抗原の偽陰性について教えてください.
著者: 佐藤智明1
所属機関: 1東京大学医学部附属病院感染制御部
ページ範囲:P.254 - P.255
文献購入ページに移動A 肺炎球菌・レジオネラ尿中抗原検査は日本呼吸器学会の「成人院内肺炎診療ガイドライン」1)で,院内肺炎疑い症例における原因病原体の検索において,呼吸器検体(喀痰,気管吸引液など)のグラム(Gram)染色,培養検査や血液培養と並んで“まず実施されるべき検査”に位置付けられる重要な検査で,イムノクロマトグラフィー法(以下,イムノクロマト法)を原理とする抗原検出検査です.近年では,インフルエンザウイルス,ノロウイルス,マイコプラズマなど多くの項目がイムノクロマト法で検査可能となっています.
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