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ワンポイントアドバイス 血管径の計測法・2
大動脈径
著者: 杉本邦彦1
所属機関: 1藤田保健衛生大学病院臨床検査部
ページ範囲:P.256 - P.257
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大動脈弁疾患において,上行大動脈拡張の有無は,治療方針から術式の決定など大きな意味をもっている.大動脈径の計測は,どの施設でもroutineで行われている.しかし,その計測法にはM-mode法を用いた方法,断層法を用いた方法など,いくつかの方法論が存在している.本稿では,大動脈の描出および大動脈径の計測法などを中心に述べる.
大動脈弁疾患において,上行大動脈拡張の有無は,治療方針から術式の決定など大きな意味をもっている.大動脈径の計測は,どの施設でもroutineで行われている.しかし,その計測法にはM-mode法を用いた方法,断層法を用いた方法など,いくつかの方法論が存在している.本稿では,大動脈の描出および大動脈径の計測法などを中心に述べる.
参考文献
1)三木俊:血管径の計測①─動脈径と静脈径.検と技 43:158-160,2015
2)日本超音波検査学会(監修),増田喜一,遠田栄一(編著):心臓超音波テキスト,第2版.医歯薬出版,2009
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