icon fsr

文献詳細

雑誌文献

検査と技術43巻4号

2015年04月発行

文献概要

技術講座 一般

髄液検査

著者: 伊藤康生1

所属機関: 1江南厚生病院臨床検査技術科

ページ範囲:P.300 - P.304

文献購入ページに移動
Point

●髄液採取は容易に繰り返し行うことはできず,採取量も限られているため,無駄にしないよう注意深く検査を進める必要がある.

●髄液採取後,多核球は単核球に比べて変性・崩壊が早いため,速やかに検査を実施する必要がある.

●計算盤上において細胞は立体的に存在するため,細胞質の形とサムソン(Samson)染色での染色性の特徴を捉えることが重要である.

参考文献

1)日本臨床衛生検査技師会:一般検査技術教本.日本臨床衛生検査技師会,pp104-121,2012
2)日本臨床衛生検査技師会 髄液検査法編集ワーキンググループ:髄液検査法2002.日本臨床衛生検査技師会,2002
3)Sato M, Hosoya M, Honzumi K, et al : Cytokine and cellular inflammatory sequence in enteroviral meningitis. Pediatrics 112:1103-1107,2003
4)稲垣清剛:ポケットマニュアル穿刺液細胞.医歯薬出版,2002
5)千葉厚郎:ギラン・バレー症候群の疾患概念と疫学・診断.医のあゆみ 226:125-128,2008
6)細菌性髄膜炎の診療ガイドライン作成委員会(編):細菌性髄膜炎の診療ガイドライン.医学書院,2007

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら