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疾患と検査値の推移
脂質異常症
著者: 齋藤美菜子1 笠井隆之1 奥山隆義1 緑川かおる1 佐藤緑1 佐久間初代1 岡部紘明1
所属機関: 1横浜南共済病院臨床検査科
ページ範囲:P.322 - P.326
文献購入ページに移動●脂質異常症とは:血清脂質の高低の異常変化で,自覚症状を伴うことは少ない.動脈硬化性疾患,代謝性疾患や生活習慣病が背景にある.総コレステロール(TC),トリグリセリド(TG)が異常値を示した場合,原発性と続発性に分けるが,その際,肝臓,腎臓,血糖値,甲状腺機能,家族歴と臨床所見を検討する必要がある.高脂血症を示す者が多い.
●必要とされる脂質検査項目:TC,TG,HDL-C,LDL-C,リポ蛋白,リポ蛋白リパーゼ(LPL),コレステロールエステル転送蛋白(CETP)活性,LDLレセプター機能などの測定も必要である.
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