文献詳細
文献概要
技術講座 採血 シリーズ 最新の採血方法・2
採血の解剖学
著者: 大西宏明1
所属機関: 1杏林大学臨床検査医学教室
ページ範囲:P.764 - P.767
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●採血時の神経損傷の予防には,腕の神経・血管の解剖を知ることが不可欠である.
●正中神経は,肘の付近では上腕動脈の尺側約1.5cmの範囲内を走行している.
●手首の橈側には橈骨神経の浅枝が走行しており,注意を要する.
●採血時の神経損傷の予防には,腕の神経・血管の解剖を知ることが不可欠である.
●正中神経は,肘の付近では上腕動脈の尺側約1.5cmの範囲内を走行している.
●手首の橈側には橈骨神経の浅枝が走行しており,注意を要する.
参考文献
1)大西宏明:患者に安全な採血.臨検 59:6-11,2015
2)日本臨床検査標準協議会/標準採血法検討委員会(編):標準採血法ガイドライン(GP4-A2).JCCLS特定非営利活動法人日本臨床検査標準協議会,2011
3)坂井建雄,松村讓兒(監訳):プロメテウス解剖学アトラス 解剖学総論/運動器系,第2版.医学書院,2011
4)佐藤達夫,秋田恵一(編):日本人のからだ 解剖学的変異の考察.東京大学出版会,2000
5)Ohnishi H, Urata T, Kishino T, et al : A novel maneuver to prevent median nerve injury in phlebotomy. Ann Intern Med 151:290-291,2009
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