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文献詳細

雑誌文献

検査と技術44巻10号

2016年09月発行

文献概要

増刊号 はじめて出会う 検査画像 1章 一般検査・寄生虫

6 ダニからの感染症に注意

著者: 内田明彦1 福富裕之2 朝日博子3

所属機関: 1ヤマザキ学園大学動物看護学部寄生虫学研究室 2株式会社昭和メディカルサイエンス検査部 3杏林大学医学部感染症学講座寄生虫学部門

ページ範囲:P.852 - P.856

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Key Sentence

■ダニ類を媒介者とする主な感染症では,重症熱性血小板減少症候群(SFTS),日本紅斑熱,ライム病,恙虫病が特に大切である.

■皮膚病を起こすダニとして,ヒゼンダニ(疥癬虫)とニキビダニが挙げられる.

■アレルゲンとしてのヒョウダニ類にも注意が必要である.

参考文献

1)吉田幸雄,有薗直樹:図説人体寄生虫学,第9版.南山堂,2016
2)内田明彦,黄鴻堅:図説獣医寄生虫学,第4版.メディカブローブ,2012
3)木村哲,喜田宏(編):人獣共通感染症,第三版.医薬ジャーナル社,2015
4)国立感染症研究所:病原微生物検出情報(IASR),重症熱性血小板減少症候群(SFTS)(http://www.nih.go.jp/niid/ja/SFTS:最終アクセス2016年7月15日)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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