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文献詳細

雑誌文献

検査と技術44巻10号

2016年09月発行

文献概要

増刊号 はじめて出会う 検査画像 2章 血液

3 これだけでAMLと診断できる!アウエル小体

著者: 東田修二1

所属機関: 1東京医科歯科大学臨床検査医学

ページ範囲:P.866 - P.868

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Key Sentence

■アウエル小体とは赤紫色の針状または棒状の細胞質封入体であり,アズール顆粒に由来する.

■急性白血病の標本で,アウエル小体を有する芽球があれば急性骨髄性白血病(AML)である.

■急性前骨髄球性白血病(APL)では束状のアウエル小体を有するファゴット細胞がみられる.

■骨髄異形成症候群(MDS)の標本で,アウエル小体を有する芽球があれば,芽球比率にかかわらずRAEB-2である.

参考文献

1)Yoshida Y, Oguma S, Ohno H : John Auer and Auer rods ; controversies revisited. Leuk Res 33:614-616,2009
2)Hütter G, Nowak D, Blau IW, et al : Auer rod-like intracytoplasmic inclusions in multiple myeloma. A case report and review of the literature. Int J Lab Hematol 31:236-2340,2009

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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