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増刊号 はじめて出会う 検査画像 2章 血液
5 先天性血小板機能異常症診断の鍵,血小板凝集能検査—血小板無力症とベルナール・スーリエ症候群
著者: 國島伸治1
所属機関: 1国立病院機構名古屋医療センター/臨床研究センター高度診断研究部
ページ範囲:P.872 - P.875
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■血小板凝集能検査は代表的な血小板機能検査であり,多血小板血漿(PRP)に血小板凝集惹起剤を添加し凝集曲線を記録する.
■血小板無力症は先天的に血小板膜糖蛋白(GP)Ⅱb/Ⅲaを欠如し,ベルナール・スーリエ症候群は先天的にGPⅠbを欠如する.
■血小板無力症はADPやコラーゲン凝集を欠如し,ベルナール・スーリエ症候群はリストセチン凝集を欠如する.
■血小板凝集能検査は代表的な血小板機能検査であり,多血小板血漿(PRP)に血小板凝集惹起剤を添加し凝集曲線を記録する.
■血小板無力症は先天的に血小板膜糖蛋白(GP)Ⅱb/Ⅲaを欠如し,ベルナール・スーリエ症候群は先天的にGPⅠbを欠如する.
■血小板無力症はADPやコラーゲン凝集を欠如し,ベルナール・スーリエ症候群はリストセチン凝集を欠如する.
参考文献
1)國島伸治:先天性血小板機能異常症—ベルナール・スーリエ症候群と血小板無力症.検と技 42:102-107,2014
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