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文献詳細

雑誌文献

検査と技術44巻10号

2016年09月発行

文献概要

増刊号 はじめて出会う 検査画像 3章 臨床化学

3 LDアイソザイムが少ない!? 原因はサブユニット欠損か失活因子か

著者: 前川真人1

所属機関: 1浜松医科大学医学部臨床検査医学

ページ範囲:P.892 - P.895

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Key Sentence

■血清LD活性が低下するのも意味(原因)がある.

■原因には遺伝性(体質),二次性(獲得性)に分けられる.

■血清LD活性低下やアイソザイムパターンの偏倚は,獲得性の失活因子によることが多いが,まれに遺伝性のサブユニット欠損症がある.

参考文献

1)前川真人:乳酸デヒドロゲナーゼ.臨床病理レビュー 特集「酵素・アイソザイム検査」 116:81-89,2001
2)藤田清貴:臨床検査で遭遇する異常蛋白質—基礎から発見・解析法まで.医歯薬出版,2010
3)前川真人:乳酸デヒドロゲナーゼMサブユニット欠損症(糖原病Ⅺ型).別冊日本臨床 新領域別症候群シリーズ 33:46-50,2015
4)前川真人:血清酵素検査で見出された異常データの電気泳動解析.臨病理 62:1088-1093,2014

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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