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文献詳細

雑誌文献

検査と技術44巻10号

2016年09月発行

文献概要

増刊号 はじめて出会う 検査画像 6章 病理

1 体腔液に出現する反応性中皮と悪性中皮腫の鑑別ポイント

著者: 佐藤陽子1 原田仁稔1 五十嵐誠治2

所属機関: 1慈山会医学研究所付属坪井病院中央検査部 2慈山会医学研究所付属坪井病院病理診断科

ページ範囲:P.962 - P.965

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Key Sentence

■体腔液細胞診は,炎症性疾患や腫瘍性の鑑別に重要な役目を持つ.

■反応性中皮と悪性中皮腫の鑑別は,細胞量や細胞の形態をよく観察することが重要である.

■免疫染色による鑑別は補助診断として用いることが望ましい.

参考文献

1)坂本穆彦(編):細胞診を学ぶ人のために,第4版.体腔液・脳脊髄液の細胞診.医学書院,pp268-293,2005
2)亀井敏昭:8体腔液細胞診—現状と問題点.病理と臨 31:225-233,2013
3)水口國雄(監修):スタンダード細胞診テキスト,第2版.体腔液.医歯薬出版,pp158-173,2002
4)廣島健三:悪性中皮腫の病理診断.病理と臨 34:356-362,2016

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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