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文献詳細

雑誌文献

検査と技術44巻10号

2016年09月発行

文献概要

増刊号 はじめて出会う 検査画像 6章 病理

2 腎疾患とマッソントリクローム染色の有用性

著者: 磯崎勝1

所属機関: 1小田原市立病院病理診断・臨床検査科

ページ範囲:P.966 - P.969

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Key Sentence

■マッソントリクローム染色は,糸球体基底膜など線維(膠原線維)を青色に染める.

■免疫グロブリンや細胞内蛋白質のような球状あるいは線維状蛋白質を赤色に染める.

■膜性腎症など糸球体に沈着する免疫グロブリンなどの蛋白質を赤く染める.

参考文献

1)日本腎臓学会・腎病理診断標準化委員会(編):腎生検病理診断標準化への指針.東京医学社,pp71-87,2005
2)磯崎勝:メセナミン銀を用いた染色の理論.病理技術 79:15-17,2014
3)磯崎勝:膠原線維の染め分け機構の解明.病理技術 76:15-18,2013
4)Christopher KM, van Holde KE, Dean RA, et al : Biochemistry, 4th edition. Pearson Canada Inc, pp155-181, 2013

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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