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増刊号 はじめて出会う 検査画像 6章 病理
7 細胞診特殊染色を用いた細胞鑑別(粘液染色)
著者: 山城篤1
所属機関: 1那覇市立病院医療技術部検査室
ページ範囲:P.985 - P.989
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■体腔液細胞診に出現する印環細胞癌(図1)は,マクロファージ(図2)や反応性中皮細胞(図3)と類似する場合がある.
■鑑別には,PAS反応やアルシアン青染色など粘液を染める特殊染色が有用である.
■体腔液細胞診に出現する印環細胞癌(図1)は,マクロファージ(図2)や反応性中皮細胞(図3)と類似する場合がある.
■鑑別には,PAS反応やアルシアン青染色など粘液を染める特殊染色が有用である.
参考文献
1)畠山重春:細胞診標本のための染色法.三浦妙太(監修),畠山重春(監修・編著):実践病理組織細胞診染色法カラー図鑑,改訂版.近代出版,pp178-183,1999
2)古田則行:体腔液・脳脊髄液の細胞診.坂本穆彦(監修):細胞診を学ぶ人のために,第5版.医学書院,pp278-303,2011
3)公益社団法人日本臨床細胞学会:細胞診ガイドライン4 呼吸器・胸腺・体腔液・リンパ節,2015年版.金原出版,pp117-189,2015
4)亀井敏昭,宍戸明美:印環細胞癌 胃癌・中皮腫など.元井信,畠榮,村上渉,他(編):細胞診断マニュアル—細胞像の見方と診断へのアプローチ.篠原出版,pp136-137,2014
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