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増刊号 はじめて出会う 検査画像 7章 生理
2 脚ブロックと変行伝導はどう違う?
著者: 長山医1
所属機関: 1心臓血管研究所付属病院臨床検査室
ページ範囲:P.996 - P.999
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■右脚ブロックはV1〜2,左脚ブロックはV5〜6で幅の広いM字型のQRS波がある.
■左脚ブロックには器質的心疾患が潜んでいる可能性が高い.
■変行伝導は右脚ブロックの波形が多い.
■変行伝導という不整脈表現ではなく,変行伝導を伴う心房期外収縮(PAC)という表現がベストである.
■右脚ブロックはV1〜2,左脚ブロックはV5〜6で幅の広いM字型のQRS波がある.
■左脚ブロックには器質的心疾患が潜んでいる可能性が高い.
■変行伝導は右脚ブロックの波形が多い.
■変行伝導という不整脈表現ではなく,変行伝導を伴う心房期外収縮(PAC)という表現がベストである.
参考文献
1)小川聡,相澤義房,青沼和隆,他:臨床心臓電気生理検査に関するガイドライン,2011年改訂版.循環器病の診断と治療に関するガイドライン(2010年度合同研究班報告),2012
2)永井良三(監修),杉山裕章(執筆):個人授業 心電図・不整脈.医学書院,2011
3)山下武志:ナース・研修医のための心電図が好きになる.南江堂,2004
掲載誌情報