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文献詳細

雑誌文献

検査と技術44巻10号

2016年09月発行

文献概要

増刊号 はじめて出会う 検査画像 7章 生理

5 ここをみればわかる! 神経伝導検査の結果からみる代表的疾患

著者: 田中理1

所属機関: 1横浜市立脳卒中・神経脊椎センター検査部

ページ範囲:P.1010 - P.1021

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Key Sentence

■複数の神経で運動神経伝導速度(MCV),感覚神経伝導速度(SCV),複合筋活動電位(CMAP),感覚神経活動電位(SNAP)振幅などを比較する.

■得られた所見が正常か,または異常かを評価する.異常所見がある場合は,それが限局性か,多巣性か,びまん性か,またその障害は軸索変性が主体か節性脱髄が主体かを判断する.

■神経伝導検査(NCS)の各パラメーター(伝導速度,振幅など)の基準値を把握する.

参考文献

1)日本神経治療学会(監修),標準的神経治療「手根管症候群」作成委員会(編):標準的神経治療:手根管症候群.日本神経治療学会,2007(http://www.jsnt.gr.jp/guideline/img/syukonkan.pdf:最終アクセス2016年7月12日)
2)柏森良二:神経伝導検査テキスト,第1版.医歯薬出版,pp119-125,2012
3)正門由久,高橋修(編):神経伝導検査ポケットマニュアル,第1版.医歯薬出版,pp143-148,2013
4)日本臨床神経生理学会筋・末梢神経電気診断技術向上委員会,日本臨床神経生理学会認定委員会(編):神経筋電気診断を基礎から学ぶ人のために.日本臨床神経生理学会,pp113-121,2013
5)木村淳,幸原伸夫:神経伝導検査と筋電図を学ぶ人のために,第2版.医学書院,2010

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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