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技術講座 一般
腹膜透析における合併症と検査—PD排液の検査を中心に
著者: 桑村自奈子1 盛田俊介12
所属機関: 1東邦大学医療センター大森病院臨床検査部 2東邦大学医学部臨床検査医学研究室
ページ範囲:P.1056 - P.1061
文献購入ページに移動●PD排液中の生化学成分測定は尿中成分の測定に準じた方法で行いますが,クレアチニンの測定は,血液中クレアチニン測定用のパラメーターを用います.
●PD排液中の単核球と多核球の比率は腹膜炎の診断,治療効果を判断するうえで重要な所見となるため,鑑別は慎重に行います.
●好酸球性腹膜炎で出現するPD排液中の好酸球の確認は,メイ・グリュンワルド・ギムザ(May-Gürunwald-Giemsa)染色を施した塗抹標本を用いて行います.
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