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技術講座 病理
—step up編—病理分野における分子病理学的解析への応用
著者: 郡司昌治1
所属機関: 1名古屋第一赤十字病院細胞診分子病理診断部
ページ範囲:P.1164 - P.1169
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●固定されたパラフィン標本,細胞診スメア標本からの遺伝子解析は可能である.また,染色された標本からの解析も可能である.
●過去の検体から遺伝子検査が可能なため,再採取する必要がなく,患者への負担が軽減できる.
●染色された標本からの遺伝子解析を行うことにより,形態と遺伝子異常との対比が可能となる.
●固定されたパラフィン標本,細胞診スメア標本からの遺伝子解析は可能である.また,染色された標本からの解析も可能である.
●過去の検体から遺伝子検査が可能なため,再採取する必要がなく,患者への負担が軽減できる.
●染色された標本からの遺伝子解析を行うことにより,形態と遺伝子異常との対比が可能となる.
参考文献
1)Kume H, Yamazaki T, Togano T, et al : Epidemiology of visceral mycoses in autopsy cases in Japan : comparison of the data from 1989, 1993, 1997, 2001, 2005 and 2007 in Annual of Pathological Autopsy Cases in Japan. Med Mycol J 52:117-127,2011
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3)安藤常浩:呼吸器領域におけるアスペルギルス症に対する診療指針.日化療会誌 62:657-662,2014
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