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文献詳細

雑誌文献

検査と技術44巻12号

2016年11月発行

文献概要

今月の表紙

侵襲性フザリウム症

著者: 渡辺哲1

所属機関: 1千葉大学真菌医学研究センター・臨床感染症分野

ページ範囲:P.1198 - P.1199

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Q.主要な原因菌は? ⇒ Fusarium solani species complexが最も多い.

Q.侵入経路は? ⇒ 経皮的,あるいは経気道的感染とされている.

Q.原因菌の特徴は? ⇒ 植物病原菌として農業分野では重要視されている.光顕で観察できる大型・多細胞性の鎌型分生子が特徴である.

Q.薬剤感受性は? ⇒ 一般に感受性は不良である.菌株によって抗真菌薬に対する感受性パターンが異なることが多いため,感受性試験を行うことが望ましい.

参考文献

1)Richardson MD, Warnock DW : Hyalohyphomycosis. Fungal Infection Diagnosis and Management 4th edition. Wiley-Blackwell, West Sussex, pp362-303, 2012
2)Nucci M, Anaissie EJ : Hyalohyphomycosis. Anaissie EJ, McGinnis MR, Pfaller MA(ed) : Clinical Mycology 2nd edition. Churchill Livingstone Elsevier, pp309-327, 2009

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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