文献詳細
病気のはなし
文献概要
Point
●わが国において,近年急激な罹患数の上昇が認められており,2015年には胃癌を超えて第1位になると予測されている.
●一般的には高齢男性に多く,比較的ゆっくり進行すると考えられている.早期発見例での治癒率は高いが,初期の症例は自覚症状が乏しいため,前立腺特異抗原(PSA)検査が重要な発見契機となることが多い.
●ロボット手術や強度変調放射線治療(IMRT)といった新しい治療,また新規薬物の開発もあって,治療の選択肢は広がっている.
●わが国において,近年急激な罹患数の上昇が認められており,2015年には胃癌を超えて第1位になると予測されている.
●一般的には高齢男性に多く,比較的ゆっくり進行すると考えられている.早期発見例での治癒率は高いが,初期の症例は自覚症状が乏しいため,前立腺特異抗原(PSA)検査が重要な発見契機となることが多い.
●ロボット手術や強度変調放射線治療(IMRT)といった新しい治療,また新規薬物の開発もあって,治療の選択肢は広がっている.
参考文献
1)日本泌尿器科学会(編):前立腺癌診療ガイドライン,2012年版.金原出版,p21,2012
2)2015 国立研究開発法人国立がん研究センターがん対策情報センター:2015年のがん統計予測(更新日:2015年04月28日)(http://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/short_pred.html)(2015年11月13日アクセス)
3)井坂茂夫(著),勝岡洋治,赤座英之(編):泌尿器悪性腫瘍ハンドブック.新興医学出版,p91,1995
4)Egevad L, Granfors T, Karlberg L, et al : Prognostic value of the Gleason score in prostate cancer. BJU Int 89:538-542,2002
掲載誌情報