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オピニオン
これからの臨床検査技師に求められるスキル—医師の立場から
著者: 清島満1
所属機関: 1岐阜大学大学院医学系研究科病態情報解析医学
ページ範囲:P.240 - P.241
文献購入ページに移動はじめに
臨床検査技師(検査技師)は国家試験で毎年約3,500名が誕生し,現在は全国でおよそ60,000名が医療機関などで活躍している.教育施設を調べてみると,日本臨床検査学教育協議会に加入している80校のうち大学が最も多く52校,次いで専門学校が23校,短大は5校と続いており,大学では修士課程を備えているところが増えてきている.したがって,最近では卒業した後,研究者としての道を選択する者もあり,実際に第一線の研究機関で活躍している者もいる.しかし,ここでは医療機関で働く一般の検査技師を想定して,医師からみて何を望むかという観点で順序立てて述べてみる.
臨床検査技師(検査技師)は国家試験で毎年約3,500名が誕生し,現在は全国でおよそ60,000名が医療機関などで活躍している.教育施設を調べてみると,日本臨床検査学教育協議会に加入している80校のうち大学が最も多く52校,次いで専門学校が23校,短大は5校と続いており,大学では修士課程を備えているところが増えてきている.したがって,最近では卒業した後,研究者としての道を選択する者もあり,実際に第一線の研究機関で活躍している者もいる.しかし,ここでは医療機関で働く一般の検査技師を想定して,医師からみて何を望むかという観点で順序立てて述べてみる.
参考文献
1)厚生労働省医政局:医師及び医療関係職と事務職員等との間等での役割分担の推進について,平成19年12月28日医政発第1228001号,2007
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