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文献詳細

雑誌文献

検査と技術44巻4号

2016年04月発行

文献概要

連載 忘れられない症例から学ぶ超音波検査・8

椎骨動脈解離

著者: 谷口京子1 小谷敦志2

所属機関: 1近畿大学医学部附属病院中央臨床検査部 2近畿大学医学部奈良病院臨床検査部

ページ範囲:P.330 - P.334

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症例

症例:21歳,女性

主訴:吐気,頭痛

既往歴・家族歴:特記事項はありません

来院時身体所見:身長163cm,体重60kg,神経学的には意識清明で,左上下肢失調性片麻痺と位置覚低下を認めましたが,半側空間失認や構音障害,嚥下障害は認めませんでした.

参考文献

1) 荒木信夫,高木誠,厚東篤生:脳卒中ビジュアルテキスト,第4版.医学書院,2015
2) Pepin M, Schwarze U, Superti-Furga A, et al : Clinical and genetic features of Ehlers-Danlos syndrome type Ⅳ, the vascular type. N Engl J Med 342:673-680,2000
3) 福住典子,濱口浩敏,高坂仁美,他:頭蓋外椎骨動脈解離5症例のエコー所見についての検討.Neurosonology 26:12-15,2013
4) 貴田岡正史,松尾汎,谷口信行,他:超音波による頸動脈病変の標準的評価法.Jpn J Med Ultrasonics 36:501-518,2009
5) Bogousslavsky J,Caplan LR(著),田川皓一(監訳):“Uncommon”脳卒中学—見落とせない発症要因.西村書店,2004

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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