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疾患と検査値の推移
原発性アルドステロン症(PA)
著者: 若山綾子1 臼倉幹哉2
所属機関: 1芳珠記念病院内科 2金沢大学医薬保健研究域医学系臓器機能制御学
ページ範囲:P.398 - P.405
文献購入ページに移動●低K血症を伴わない原発性アルドステロン症(PA)症例も存在するため,血清K値が正常でもPAは除外できない.
●スクリーニングには,血漿アルドステロン濃度/血漿レニン活性比(ARR)が有用である.
●手術適応を判断する場合は,病型・局在診断のため副腎静脈サンプリング(AVS)が必須である.
●PA術後に高血圧が治癒しない症例や,腎機能が悪化する症例があるため,術前の臓器障害の評価と,術後の慎重な経過観察が必要である.
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