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技術講座 病理
FFPEブロックを用いた脂肪染色法
著者: 山谷幸恵1 吹谷美佳2 丸川活司2
所属機関: 1福島県立医科大学放射線医学 県民健康管理センター甲状腺検査室 2北海道大学病院病理部
ページ範囲:P.462 - P.465
文献購入ページに移動●四酸化オスミウムと重クロム酸カリウムを両方含んだ液で後固定することにより,脂質はアルコール不溶性となり,ホルマリン固定パラフィン包埋(FFPE)組織からの脂肪染色が可能となる.
●オスミウム酸の浸透力が弱いため,後固定は厚さ2mm以内の組織で行う.
●通常のFFPE組織と同様の扱いができるため,各種染色にも応用することができ,手技も容易である.
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