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技術講座 血液
血球計数検査—偽高値,偽低値を見逃さないために
著者: 盛合亮介1 遠藤明美1 髙橋聡12
所属機関: 1札幌医科大学附属病院検査部 2札幌医科大学医学部感染制御・臨床検査医学講座
ページ範囲:P.570 - P.576
文献購入ページに移動●最終的に測定データを報告する臨床検査技師は,臨床病態を理解すると同時に,偽高値および偽低値を呈する要因とその対処法について知っていなければならない.
●偽高値,偽低値を見逃さないためのポイントとして,①測定原理の理解,②測定前の検体の状態確認,③測定後のデータチェック,④ヒストグラム・サイトグラム分布パターンを熟知し有効に活用すること,が挙げられる.
●偽高値,偽低値を回避するために,自動血球分析装置の保守点検や精度管理を実施することも重要である.
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