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技術講座 生理
—step up編—造影超音波による肝腫瘍の診断
著者: 大川和良1
所属機関: 1大阪府立成人病センター肝胆膵内科
ページ範囲:P.586 - P.594
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●造影超音波とは,造影剤投与後,中音圧の超音波照射で造影剤に含まれる気泡を共振させて,そのハーモニック成分を映像化することで造影画像を得る方法である.
●造影超音波は,腫瘍部の血流動態(血管相)と組織構築(Kupffer相)の2つの観点から質的診断を可能とする検査法であり,肝腫瘍の鑑別診断において有用性が非常に高い.
●造影超音波はヨードアレルギー,ペースメーカー装着者,腎機能低下などのCT,MRIが禁忌となる症例にも施行することができる.
●個々の肝腫瘍における造影超音波所見の特徴に関しては,本文参照のこと.
●造影超音波とは,造影剤投与後,中音圧の超音波照射で造影剤に含まれる気泡を共振させて,そのハーモニック成分を映像化することで造影画像を得る方法である.
●造影超音波は,腫瘍部の血流動態(血管相)と組織構築(Kupffer相)の2つの観点から質的診断を可能とする検査法であり,肝腫瘍の鑑別診断において有用性が非常に高い.
●造影超音波はヨードアレルギー,ペースメーカー装着者,腎機能低下などのCT,MRIが禁忌となる症例にも施行することができる.
●個々の肝腫瘍における造影超音波所見の特徴に関しては,本文参照のこと.
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