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文献詳細

雑誌文献

検査と技術44巻8号

2016年08月発行

文献概要

臨床医からの質問に答える

血液培養で細菌陽性の結果が出た場合注意すべきことを教えてください. 

著者: 黒川正美1

所属機関: 1独立行政法人地域医療機能推進機構 東京高輪病院統括診療部臨床検査科

ページ範囲:P.718 - P.721

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血液培養とは

 血液培養とは,敗血症などの重篤な全身感染症の検査に利用できる最も一般的な診断ツールであり,血流感染/敗血症が疑われる患者の診断と治療に大きく影響する重要な検査である.血液培養の陽性判定により,患者の疾患における感染性の病因の存在を確定・確認することができ,起炎菌の抗菌薬感受性検査結果を提供することにより,適切な抗菌薬治療に結びつく.

参考文献

1)椎木創一,Patrick M(著),大塚喜人,倉井華子(編):BD血液培養実践マニュアル.日本ベクトン・ディッキンソン,2014
2)Baron EJ(編),松本哲哉,満田年宏(訳):CUMITECH 血液培養検査ガイドライン.医歯薬出版,2007
3)日本臨床微生物学会(編):血液培養検査ガイド.南江堂,2013
4)シスメックス・ビオメリュー社:血液培養 血流感染症診断のための重要な検査(http://www.sysmex-biomerieux.jp/upload/BloodCultureBooklet09082.pdf#search)(2016年2月7日アクセス)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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