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技術講座 生理
てんかん発作の特徴と脳波検査
著者: 酒田あゆみ1
所属機関: 1九州大学病院検査部
ページ範囲:P.24 - P.30
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●てんかんの発作型診断は臨床的な症候と脳波によって判断されるため,それぞれの特徴を把握する必要があります.
●賦活や刺激で誘発されやすいてんかん発作の特徴や対処法について確認しましょう.
●発作時の記録に臨床変化を書き込むことで,発作型の特定に有力な情報を残すことができます.
●発作時は患者の安全確保を最優先に,症候の確認,意識障害の程度,回復過程,脳波変化などを同時並行で確認する技能が求められます.
●てんかんの発作型診断は臨床的な症候と脳波によって判断されるため,それぞれの特徴を把握する必要があります.
●賦活や刺激で誘発されやすいてんかん発作の特徴や対処法について確認しましょう.
●発作時の記録に臨床変化を書き込むことで,発作型の特定に有力な情報を残すことができます.
●発作時は患者の安全確保を最優先に,症候の確認,意識障害の程度,回復過程,脳波変化などを同時並行で確認する技能が求められます.
参考文献
1)Gastaut H, WHO & ILAE(eds) : Dictionary of Epilepsy. WHO, Geneva, 1973
2)辻貞利(編):新しい診断と治療のABC 74 神経5 てんかん.最新医学社,2012
3)酒田あゆみ:てんかん臨床の窓から 脳波検査技師の役割とその変化.Epilepsy 8:44-46,2014
4)小国弘量:てんかん発作:小児.日本臨床神経生理学会(編):モノグラフ 臨床脳波を基礎から学ぶ人のために.日本臨床神経生理学会,pp113-124,2008
5)大熊輝雄:臨床脳波学,第5版.医学書院,1999
6)酒田あゆみ:発作時の脳波.Med & Test J 1118,2010
7)Malow BA, Lin X, Kushwaha R, et al : Interictal spiking increases with sleep depth in temporal lobe epilepsy. Epilepsia 39:1309-1316,1998
8)日本てんかん学会ガイドライン作成委員会報告:心因性非てんかん性発作(いわゆる偽発作)に関する診断・治療ガイドライン.てんかん研 26:478-482,2009
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