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文献詳細

雑誌文献

検査と技術45巻1号

2017年01月発行

文献概要

技術講座 生理

—step up編—技師による胎児超音波スクリーニング

著者: 芳野奈美1 吉田英美1 内田純子1 磯部美苗1 下本知子1 井上アキ1 竹村秀雄1

所属機関: 1小阪産病院医療技術部超音波室

ページ範囲:P.38 - P.44

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Point

●胎児検査にかかわる基礎知識を把握し,スクリーニングに適した時期,適した内容を観察することが重要である.

●妊娠20週前後になると胎児心臓や各臓器の観察が容易になり,羊水も豊富に存在するため,胎児体表や全体の詳細を観察できる.

●出生前診断が有効な疾患を検出できるような検査を効率よく実施するために,確認すべき項目を決めておくことが望ましい.

参考文献

1)日本産科婦人科学会:産婦人科診療ガイドライン—産科編2014(http://www.jsog.or.jp/activity/pdf/gl_sanka_2014.pdf)(2016年8月3日アクセス)
2)馬場一憲,市塚清健(編):超音波胎児形態異常スクリーニング.文光堂,2015
1)馬場一憲(編):基礎から学ぶ産婦人科超音波診断.東京医学社,2010
2)森巍(編):胎児診断・管理のABC,改訂5版.金芳堂,2012
3)竹村秀雄(編):助産師外来で役立つ超音波検査ガイドブック.メディカ出版,2008
4)岩崎昭宏,髙梨昇(編):胎児エコー—スクリーニングから精密検査まで.医歯薬出版,2012

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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