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FOCUS
医療安全に役立つ危険予知トレーニング
著者: 三上久美子1
所属機関: 1横浜市立みなと赤十字病院医療安全推進室
ページ範囲:P.1318 - P.1322
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“医療事故”とは,医療にかかわる場所で医療のあらゆる過程において発生する人身事故の全てのことをいいます.過失の有無は問いません.医療事故のなかで,医療機関や医療従事者の過失のあるものを医療過誤といいます.実際にはこれらは混同されていると感じることが多いのですが,過誤の有無にかかわらず,医療事故は起こってほしくないと誰もが願っています.しかし,医療事故が報道されることは珍しくないことでわかるように,残念ながら“0”にはできないのが現状です.ですから,医療安全活動に継続的に取り組み続けていくことが大切なのです.
“医療事故”とは,医療にかかわる場所で医療のあらゆる過程において発生する人身事故の全てのことをいいます.過失の有無は問いません.医療事故のなかで,医療機関や医療従事者の過失のあるものを医療過誤といいます.実際にはこれらは混同されていると感じることが多いのですが,過誤の有無にかかわらず,医療事故は起こってほしくないと誰もが願っています.しかし,医療事故が報道されることは珍しくないことでわかるように,残念ながら“0”にはできないのが現状です.ですから,医療安全活動に継続的に取り組み続けていくことが大切なのです.
参考文献
1)笠原聡子:これなら通じる医療安全の理論と用語の説明の仕方.病院安全教育 6・7:14-20,2017
2)東條圭一:輸液ポンプの操作ミス.長谷川剛,河野龍太郎,鈴木義彦,他;SafetyPlus.エルゼビア・ジャパン,2017(https://www.safetyplus.jp)(2017年7月28日アクセス)
1)杉山良子:KYTの実際.医療安全 11:34-37,2007
2)千明政好:クリティカル領域におけるリスク感性教育トKYTノポイント.病院安全教育 10・11:11-16,2013
3)兵藤好美,細川京子:医療安全に活かすKYT.メヂカルフレンド社,2012
4)日本医療マネジメント学会(監),相馬孝博(著):WHO患者安全カリキュラムガイド.メディカ出版,2013
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