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文献詳細

雑誌文献

検査と技術45巻2号

2017年02月発行

文献概要

技術講座 病理

消耗性色素を利用した染色法を比較する—シュモール反応を中心に

著者: 宮越里絵1 丸川活司1

所属機関: 1北海道大学病院 病理部/病理診断科

ページ範囲:P.112 - P.116

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Point

●組織標本上には種々の色素がみられ,特殊染色や免疫染色などで鑑別する必要がある場合があります.

●リポフスチンは,消耗性色素と呼ばれていますが,加齢や老化とともに増加するため,加齢性色素とも呼ばれます.

●シュモール(Schmorl)反応は,リポフスチン,メラニンなどの還元性を利用した染色法です.

参考文献

1)清水幹雄,舟橋明美,藤田美悧:生体色素の日常染色法 リポフスチンの証明 シュモール反応.検と技 29:874-876,2001
2)草刈宏有:生体内色素の染色 シュモール反応.水口國雄(編):Medical Technology別冊 最新 染色法のすべて.医歯薬出版,pp50-52,2011
3)八田秀樹:生体内色素染色各論 シュモール反応.病理技術研究会(編):基礎病理技術学.病理技術研究会,pp91-93,2013

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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