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文献詳細

雑誌文献

検査と技術45巻3号

2017年03月発行

文献概要

増刊号 一般検査ベーシックマスター 第2部 一般検査の「質」を保つTips&Techniques Situation 1—検体採取から検査まで 寄生虫検査

便を適切に採取する—寄生虫検査

著者: 福富裕之1

所属機関: 1株式会社昭和メディカルサイエンス検査部

ページ範囲:P.293 - P.295

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Quality Controlのために

・寄生虫検査では細菌検査よりも使用する便量が多く,検査の目的により量も異なるので,量不足にならないように適正量を採取する.

・原虫の栄養型を検出するためには,できる限り新鮮な便を用いる.

・便のなかからは蠕虫類の虫体が検出されることもあるので,必ず肉眼による外観の観察を行う.

参考文献

1)吉田幸雄,有園直樹.図説人体寄生虫学,第9版.南山堂,2016
2)福富裕之,肥田野光一,中山容子,他: 駆虫薬を用いた治療で頭節を回収し得た条虫症6例について.医学検査59 : 514,2010
3)福富裕之: 糞便.検と技 37 : 1034-1037,2009

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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