文献詳細
増刊号 一般検査ベーシックマスター
第2部 一般検査の「質」を保つTips&Techniques Situation 1—検体採取から検査まで 寄生虫検査
文献概要
Quality Controlのために
・寄生虫検査では細菌検査よりも使用する便量が多く,検査の目的により量も異なるので,量不足にならないように適正量を採取する.
・原虫の栄養型を検出するためには,できる限り新鮮な便を用いる.
・便のなかからは蠕虫類の虫体が検出されることもあるので,必ず肉眼による外観の観察を行う.
・寄生虫検査では細菌検査よりも使用する便量が多く,検査の目的により量も異なるので,量不足にならないように適正量を採取する.
・原虫の栄養型を検出するためには,できる限り新鮮な便を用いる.
・便のなかからは蠕虫類の虫体が検出されることもあるので,必ず肉眼による外観の観察を行う.
参考文献
1)吉田幸雄,有園直樹.図説人体寄生虫学,第9版.南山堂,2016
2)福富裕之,肥田野光一,中山容子,他: 駆虫薬を用いた治療で頭節を回収し得た条虫症6例について.医学検査59 : 514,2010
3)福富裕之: 糞便.検と技 37 : 1034-1037,2009
掲載誌情報