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文献詳細

雑誌文献

検査と技術45巻3号

2017年03月発行

文献概要

増刊号 一般検査ベーシックマスター 第2部 一般検査の「質」を保つTips&Techniques Situation 2—検査の実施 寄生虫検査

—検査の質を保つためのテクニック—集卵法

著者: 福富裕之1

所属機関: 1株式会社昭和メディカルサイエンス検査部

ページ範囲:P.338 - P.339

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Quality Controlのために

・集卵法を実施する場合には,目的とする寄生虫卵が検出できる方法を選択する.

・全ての集卵法はアメーバなど原虫の栄養型の検出には不向きなので,これらの疾患が疑われる場合には,直接薄層塗抹法も平行して行うのが望ましい.

・寄生虫疾患が疑われる場合には,繰り返しの検査を実施する.

参考文献

1)福富裕之:今でも重要,糞便中の寄生虫卵.検と技 44:846-851,2016
2)中村敏夫:寄生虫病学,第2版.金芳堂,pp18-29,1999
3)田中久美,向井登志子,大西重樹,他:糞便からの寄生虫卵回収率改善を目的とした改良ホルマリン・エーテル法.浅川満彦(編):寄生虫学研究 2013年版−材料と方法.三恵社,pp17-20,2013

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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