文献詳細
増刊号 一般検査ベーシックマスター
第2部 一般検査の「質」を保つTips&Techniques Situation 2—検査の実施 寄生虫検査
文献概要
Quality Controlのために
・集卵法を実施する場合には,目的とする寄生虫卵が検出できる方法を選択する.
・全ての集卵法はアメーバなど原虫の栄養型の検出には不向きなので,これらの疾患が疑われる場合には,直接薄層塗抹法も平行して行うのが望ましい.
・寄生虫疾患が疑われる場合には,繰り返しの検査を実施する.
・集卵法を実施する場合には,目的とする寄生虫卵が検出できる方法を選択する.
・全ての集卵法はアメーバなど原虫の栄養型の検出には不向きなので,これらの疾患が疑われる場合には,直接薄層塗抹法も平行して行うのが望ましい.
・寄生虫疾患が疑われる場合には,繰り返しの検査を実施する.
参考文献
1)福富裕之:今でも重要,糞便中の寄生虫卵.検と技 44:846-851,2016
2)中村敏夫:寄生虫病学,第2版.金芳堂,pp18-29,1999
3)田中久美,向井登志子,大西重樹,他:糞便からの寄生虫卵回収率改善を目的とした改良ホルマリン・エーテル法.浅川満彦(編):寄生虫学研究 2013年版−材料と方法.三恵社,pp17-20,2013
掲載誌情報