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文献詳細

雑誌文献

検査と技術45巻3号

2017年03月発行

文献概要

増刊号 一般検査ベーシックマスター 第2部 一般検査の「質」を保つTips&Techniques Situation 2—検査の実施 髄液検査

なぜ,結果を迅速に報告することが重要なのか

著者: 菊地雅寛1 田中敏典1 山本修1

所属機関: 1佐野厚生農業協同組合連合会佐野厚生総合病院検査科

ページ範囲:P.344 - P.346

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Quality Controlのために

 髄液化学検査は脳脊髄液(以下,髄液)中の化学物質を測定する検査で,各種中枢神経系疾患の診断に有用である.日常検査において一般的に測定されている項目として,蛋白,糖,LD,CK,Clなどが挙げられる.診断には,髄液細胞数や髄液化学検査などの検査結果を総合的に判断することが必要になる.

参考文献

1)太田喜考,宿谷賢一,山下美香,他:臨床化学検査.日本臨床衛生検査技師会(監):髄液検査技術教本.丸善出版, pp45-48,2015
2)日本神経学会,日本神経治療学会,日本神経感染症学会(監修):4.細菌性髄膜炎の検査.細菌性髄膜炎を疑った場合の検査はどうするのか.細菌性髄膜炎診療ガイドライン2014.南江堂,pp50-53,2015
3)西條政幸,藤田晃三:原因ウイルス別神経感染症 ムンプスウイルス.日本臨牀 55:870-875,1997

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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