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文献詳細

雑誌文献

検査と技術45巻3号

2017年03月発行

文献概要

増刊号 一般検査ベーシックマスター 第2部 一般検査の「質」を保つTips&Techniques Situation 2—検査の実施 髄液検査

—検査の質を保つためのテクニック—内部精度管理と教育

著者: 田中雅美1 宿谷賢一1

所属機関: 1東京大学医学部附属病院検査部

ページ範囲:P.353 - P.355

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Quality Controlのために

 ISO 15189の認定取得にあたり,標準作業手順書(standard operation procedure:SOP)の作成やスキルマップ(スタッフの技能・知識の状況を把握)の作成を行い,力量基準の設定をした1).以前は,実務経験が長ければ力量があるとされていたが,形態検査の習得には個人差があり,経験だけでは評価ができない.力量は,細胞判定能力,技術や検査の知識のレベルをあわせて評価されなければならない.検査の質を保ち,臨床から信頼される検査室であるためには,教育と技術習得の努力をする必要がある.

参考文献

1)北川隆:形態検査におけるISO15189の必要性.臨床検査 Yearbook 2008 一般検査編臨床病理レビュー特集 140:226-229, 2008
2)一般社団法人日本臨床衛生検査技師会(監修):髄液検査技術教本.丸善出版,2015
3)田中雅美,宿谷賢一,下澤達雄:髄液細胞の保存.臨床検査 Yearbook 2008 一般検査編臨床病理レビュー特集 140:187-189, 2008

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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