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文献詳細

雑誌文献

検査と技術45巻3号

2017年03月発行

文献概要

増刊号 一般検査ベーシックマスター 第2部 一般検査の「質」を保つTips&Techniques Situation 3—結果と報告 髄液検査

迅速報告!! 髄液検査のパニック値

著者: 奈良豊1

所属機関: 1埼玉医科大学総合医療センター中央検査部

ページ範囲:P.404 - P.407

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Quality Controlのために

・髄液検査は一般検査での検査報告が中枢神経系疾患の治療診断に結びつく重要な検査であり,特に細菌性髄膜炎は早急な治療が必要となるため,正確性と迅速性が必要である.

・病初期に細菌性髄膜炎でも単核球優位やウイルス性髄膜炎でも多形核球優位の場合がある.

・疾患によっては細胞数,細胞分類,臨床化学検査が乖離する場合があるので注意する.

参考文献

1)三澤成毅:自分のライブラリーを創ろう 中枢神経感染症.医学検査 53:784-787,2004
2)一般社団法人日本臨床衛生検査技師会(監):髄液検査技術教本.丸善出版,2015
3)大田喜孝:脳脊髄液.臨検 60:470-476,2016

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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