文献詳細
文献概要
病気のはなし
肺結核
著者: 東條尚子1
所属機関: 1東京都教職員互助会三楽病院臨床検査科
ページ範囲:P.426 - P.431
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●日本の結核罹患率は戦後急速に減少したが,世界のなかでは依然“中まん延国”である.
●最近の傾向として,高齢者,外国生まれの結核患者が増加している.
●医師は,結核と診断した場合は,直ちに管轄の保健所に届け出なければならない.
●結核の化学療法は,患者の結核菌が感受性を有する抗結核薬を3剤または4剤併用して6カ月継続することを基本とする.薬の飲み忘れがないよう,服薬支援が行われる.
●日本の結核罹患率は戦後急速に減少したが,世界のなかでは依然“中まん延国”である.
●最近の傾向として,高齢者,外国生まれの結核患者が増加している.
●医師は,結核と診断した場合は,直ちに管轄の保健所に届け出なければならない.
●結核の化学療法は,患者の結核菌が感受性を有する抗結核薬を3剤または4剤併用して6カ月継続することを基本とする.薬の飲み忘れがないよう,服薬支援が行われる.
参考文献
1)厚生労働省:平成26年人口動態統計月報年計(概数)の概況(http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai14/dl/kekka.pdf)(2016年6月30日アクセス)
2)厚生労働省:平成26年結核登録者情報調査年報集計結果(概況)(http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou03/14.html)(2016年6月30日アクセス)
3)World Health Organization:Global tuberculosis report 2015(http://www.who.int/tb/publications/global_report/en/)(2016年6月30日アクセス)
4)日本結核病学会抗酸菌検査法検討委員会(編):抗酸菌検査ガイド2016.南江堂,2016
5)日本結核病学会:結核症の基礎知識(http://www.kekkaku.gr.jp/books-basic/index.html)(2016年6月30日アクセス)
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