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文献詳細

雑誌文献

検査と技術45巻4号

2017年04月発行

文献概要

技術講座 生理

超音波検査上達への基本事項

著者: 谷典生1 増田喜一2

所属機関: 1社会医療法人平和会吉田病院検査科 2医療法人吉田小野原東診療所検査室

ページ範囲:P.448 - P.455

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Point

●超音波検査は,検査者の技量が結果に大きく影響する検査です.基礎技術を反復し洗練すること,多数の症例を経験することが大切です.

●病変を探し出す(スクリーニング)には,解剖・疾患(病態)への理解を深め,考えながら検査を進めることが大切です.

●撮像技術の基本を理解し,“伝える・伝わる”記録画像となるよう,工夫することが大切です.

●臨床とのコミュニケーションを深め,自身の検査を振り返り検証し,経験を積み重ねることが,検査への信頼性,精度の向上,超音波検査の上達につながります.

参考文献

1)竹原靖明(監修・編),熊田卓,桑島章,竹内和男,他(編):USスクリーニング,第1版.医学書院,2008
2)種村正(編):解剖と正常像がわかる! エコーの撮り方完全マスター.医学書院,2014
3)野田愛司:良き腹部ソノグラファーになるためのダイナミックガイダンス,第1版.医学書院,2012
4)増田喜一,宮武邦夫:心エコー図診断における医師とソノグラファーの役割—検査精度の向上を目指して.心エコー 15:390-396,2014

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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