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Mycoplasma pneumoniae培養検査の注意点
著者: 富樫真弓1
所属機関: 1昭和大学藤が丘病院細菌検査室
ページ範囲:P.498 - P.499
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Mycoplasma pneumoniaeの培養検査は特殊な培地を必要とし,培養日数も長いため,実施している病院検査室は数少ない.しかし近年,抗菌薬耐性の観点から見直されつつある.本稿では,当検査室で行っている培養検査について,注意点などを含め紹介する.
Mycoplasma pneumoniaeの培養検査は特殊な培地を必要とし,培養日数も長いため,実施している病院検査室は数少ない.しかし近年,抗菌薬耐性の観点から見直されつつある.本稿では,当検査室で行っている培養検査について,注意点などを含め紹介する.
参考文献
1)Räty R, Rönkkö E, Kleemola M : Sample type is crucial to the diagnosis of Mycoplasma pneumoniae pneumonia by PCR. J Med Microbiol 54(Pt 3):287-291,2005
2)奥野ルミ,久保田寛顕,内谷友美,他:肺炎マイコプラズマ分離培地の改良および薬剤感受性試験法の検討.日臨微生物誌 26:90-96,2016
3)富樫真弓,中村久子,田澤節子:マイコプラズマ感染症 検査・診断.臨と微生物 39:311-315,2012
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